急病人が出たときの心がけ

意識不明の手当(糖尿病)

糖尿病の重い人で血糖のコントロールがうまく行っていない人が食べ過ぎたり、風邪などで発熱したり、水分が不足して脱水状態になったりしたときに起ります。口渇、全身倦怠、頭痛などを起して、ついには意識を失います。大きな深呼吸と呼気の中のアセトン臭(果物の腐ったような臭い)が特徴です。
他の意識障害時と同じ処置を行い、早く主治医の診察を受けねばなりません。

「付」 低血糖昏睡
糖尿病でインスリンや血糖降下剤を使用している人が、薬の飲み方を間違えたり、食事を抜いたりしたときに、反対に低血糖になりすぎて起る症状です。
冷汗、全身倦怠、手足のふるえなどが起り、ひどい時には意識を消失します。前兆に気が付いたら角砂糖1~2ヶまたは砂糖水を飲みます。
長引くと危険ですから急いで医師の診察を受けて下さい。

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